むかしむかし、北米の西の端、チューリップ畑に彩られ、広い太平洋に抱かれた小さなフィダルゴ島で私たち一家は育ちました。
海は私たちに美しさや喜びをもたらすと同時に、時に大きな力を示す存在でもありました。
1983年、ベーリング海で二隻のカニ漁船が遭難し、父も叔父もいとこも幼なじみも、14人の大切な人が帰らぬ人に。島は深い悲しみに包まれました。
しかし私たちの心には、命を思うぬくもりと支え合うやさしさが残りました。
そのあと、私たちを包んでくれたのはグランマでした。
庭に遊ぶうさぎたちの物語を語りながら針と糸で小さなぬいぐるみを作ってくれる手は、傷ついた心を癒し、夜も安心して眠れるようにしてくれました。
やがて私たちも布から仲間を生み出し、グランマが語ってくれた空想の世界を形にしていくようになりました。
フィダルゴ島は「コオロギ島(Cricket Island)」となり、島に暮らす素晴らしい人々からインスピレーションをもらって空想のキャラクターたちが生まれました。
あれから40年近くの時が流れました。
今も私たちはうさぎを作り続け、漁をしたりクジラを眺めたり、チューリップを育てたりしながら「コオロギ島」で暮らしています。
ぜひ、Hello!とお気軽に寄っていってくださいね。
かけがえのない家族。ひとつひとつの製品に彼らへの想いが込められています。
バニーズバイザベイは、私たちの祖母 Elsa Atterberry に捧げます。
さらに乗組員たちの思い出に寄せて:
[The Altair]:
Captain Ron Beirnes, Jeff Martin, Tony Veinhage, Lark Breckenridge, Brad Melvin, Troy Gudbranson, Randy Harvey
[The Americus]:
Captain George Nations, Brent Boles, Larry Littlefield, Paul Northcutt, Jeff Nations, Victor Bass, Rich Awes
最後に、私たちの愛しい弟 Tony Beirnes へ。
ブランドを支える女性たちをご紹介いたします。
“シスターズ” の愛称で親しまれるクリスタル、ジーン、スザンヌ、アンの4人は、バニーズバイザベイを導く原動力です。女性がオーナーの企業であること、そして彼女たちの確かなリーダーシップと温かなまなざしを誇りに思っています。
Suzanne
創業メンバー兼ヘッドクリエイター。商品企画から物語まで幅広く手掛け、鋭い感性とユーモアでブランドの創造力を支えています。
Anne
チーフマーケティングオフィサー。ビジネス全般を担い、多くの人に“Glad Dreams”を届けるためにブランドの舵取りをしています。
Krystal
創業者のひとりでありリードデザイナー。スケッチから作品を形にし、細部までこだわるデザインで現在のブランドを築きました。
Jeanne
CEOでありストーリーテラー。創業初期からビジネスと生産面を導き、ブランドの確かな基盤を支え続けています。